油圧ショベル(バックホウ)・建設機械・農業機械の型式等がわからない油圧シリンダーのシールキットや部品の販売
こんにちは、ビーエスパッキン部品課 安川です。
今回はお客様からよくある質問で、機種も型式も全く分からない油圧シリンダーのシールキットが手に入らないか、というご質問についてお答えしたいと思います。
油圧ショベル・建設機械・農業機械には、基本的には型式と呼ばれる正式名称がつけられており、さらにその機械ごとにシリアル番号もつけられています。その2点によりおおよそのシールキットの内容が決まってきます。
その次に、その油圧シリンダーが、ブーム・アーム・バケット・ブレード(排土板)・スイング(オフセット)又は、それ以外の特殊シリンダーなのかということでシールキットの内容が確定します。
しかし古い機械のためメーカーもわからない場合や孫請けのお客様からのご依頼などの場合正確な型式やシリアルが不明な場合も多数ございます。
それでも修理や補修・メンテナンスのためにシール交換の作業は必ず必要になってきます。
そのような場合でもあきらめないでください!!その場合に当社ならではのいくつかの解決策をご提案いたします。
①現物の古いパッキンを取り外していただき、メールにて画像を添付していただく方法。
お客様に必要最低限の採寸(ロット径・ピストン径・各部品のおおよその採寸)をしていただくだけで、画像から商品を判断することも可能です。
この解決策につきましては、国内メーカーの油圧ショベルだがどのシリンダーかわからない、もしくは国内メーカーでシリンダーもはっきりしているが、シリアルだけがわからないという場合に有効です。
メリットとしては、必要最低限の採寸をしていただくだけで、翌日にはお客様のもとにシールキットをお届けすることも可能です。
次の画像が実際にお客様からお送りいただいた画像です。機種が全く分からない小割機の
シールでした。以下の5点をお客様に採寸していただくだけで当日に新品を出荷いたしました。
・ロット径
・ピストン径
・ロッドシールの内径・外径・厚み
・ピストンシールの外径・内径・厚み
・O-リングの線径(太さ)と内径
当社の蓄積された豊富なデータとオリジナルパッキンの豊富な在庫により、必要最低限の採寸だけで、シールキットとして当日に発送させていただきました。(ちなみにブレーカーシールキット・小割機・大割機につきましては、当社のホームページの取り扱い機種一覧にも掲載させていただいております。)
②現物の古いパッキンを取り外していただき、そのまま送っていただいた部品から当社で採寸する方法
この解決法につきましては、建設機械・油圧ショベル・農業機械を問わず、あらゆる油圧シリンダーに対応することが可能です。ビーエスパッキンオリジナルの部品であらゆるシリンダーに対応することができるため、特殊部品等がある場合以外は、翌日に商品をお届けすることも可能です。すでに送られてきたシールがボロボロでも粉々になっていても、断片からでも部品を確定することも可能です。
特に油圧ショベル以外の建設機械・ホイルローダー・フォークリフト・クレーン・農業機械・除雪車・キャリアカー・アウトリガー・油圧ジャッキなど多くの油圧シリンダーに対応いたします。
上記のような機械は純正品を手に入れることが難しかったり、手に入れたとしてもかなりの高額になってしまうことが多々あります。しかし補修やメンテナンスの度にそんな高額な金額はかけられないというお客様に、当社のオリジナルシールにて高品質で低価格な商品をご提供いたしております。一度拝見させていただいたシールはデータとして保管させていただきますので、2度目のご注文時以降はお電話一つで再出荷させていただくことが可能です。
お客様からおっしゃっていただけることなのですが、純正品が手に入らず困っていたので本当に助かったと言っていただけることが、当社の強みでもあります。
シールキットでの販売はもちろん、必要な部品を必要なだけの販売も致します。予備として特定のシールだけを追加購入されるお客様も多数おられます。あらゆるニーズにも対応させていただきます。まずはお気軽にお問合せください。